【アメリカ留学裏話】アメリカの大学は普通に卒業できない。

【アメリカ留学裏話】アメリカの大学は普通に卒業できない。 留学裏話

大学は卒業することが目標ではなく、
『時間とお金を知識に変える』場所です。

アメリカの大学に入学して
スポーツをしながら卒業する。
ここで話す「留学」は短くても2年はアメリカの大学に行く。

1からアメリカの大学に入学して
卒業するまでの道のりを紹介。

アメリカの大学でスポーツをしながら
卒業することは生半可な気持ちではできない。

この記事を読んだ人が得られる情報は、、

  • アメリカの大学でスポーツをしながら卒業する流れ。
  • アメリカの大学卒業が、難しい理由。
  • アメリカの大学卒業をする方法とは?
  • 日本にいる間にこの準備をしよう!
まずは自己紹介から!
Daruma-san
Daruma-san

高校卒業後に、アメリカに
英語が全く話せない状態で
サッカー留学をした、作者のDarumaです。

Daruma-san
Daruma-san

エージェントを一切使わずに「編入」
「卒業」「大学院入学」「MBA取得完了」

自分の実際の経験だけを載せていますので
安心してお読みください。

サッカーでは、2年生大学の時に全米3位。
4年生大学でではAll American 「アメリカの優秀選手」に選出。
成績優秀者&サッカーの成績おかげで
大学院に「全額免除」で入学から卒業まで。

英語力ゼロから渡米したから分かる。

英語の上達は「英語に慣れる」必要がある。

Daruma制作:英語の継続に特化した、
『SFromA = Study from Anime』を
ご活用ください!

アメリカの大学で文武両道は難しい。

作者のDarumaです。
僕は、高校卒業後、英語が全く話せない状態から渡米し、
サッカーを大学でしながら
2年生大学から4年生大学へ、
大学院卒業まで全てアメリカでやりました。

Daruma-san
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学歴は、
4年生大学卒業、
Bachelor of Business Administration (BBA)
大学院卒業、
Master of Business Administration (MBA)

2年生大学は卒業することができませんでした。

その原因にはエージェントが無知だったこともあるのですが
アメリカの文武両道の厳しさが異常というお話です。

アメリカの大学では単位と学年が比例する。

アメリカでは1年生から4年生まで、
スポーツをするにあたっての
必要最低限の単位と*GPAがあります。

*GPAはGrade Point Average(成績評価)

1年生(freshman)では、
単位を持っていないので
大学に入学した時点でプレー可能。

2年生(sophomore) では、24、

3年生(Junior)では48単位、

4年生(Senior)では72単位が必要です。

GPAは、基本的には2.0以上。

これらのノルマをクリアしていないと
スポーツをしたくても無条件でできません。
学校がやらせたくても、
リーグが許可を出さないからです。

詳しく単位について、クラスの取り方についてはこちらから。

単位が足りないとどうなるの?

ここからは私の本当にあったお話。
2年生大学の時には、
ESLというクラスしか取らせてもらえませんでした。
このクラスは一切大学のクラスに加算されません。

Daruma-san
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語学留学で取る、
英語の勉強のクラス。

このESLはF1VISA的には
問題がないんですよ〜。12単位以上取っているので。

なので大学側は私が普通に
クラスを取っていると変わらない状態として
スポーツをさせてくれていました。

そして2年経ち、
2年生大学ではルールで2年以上プレーできない。

そうです。編入です。

いざ成績表を見てみると、
私が持っている大学の単位は「9」
2年間で大学のクラスとして計算できるのは9単位。

でも、私は編入した大学ではJuniorになります。

こうなると、どの大学も声はかけてくれても
編入の手続きのために成績表を見た途端に
連絡が一切取れなくなりました。

Daruma-san
Daruma-san

編入したら、3年生。
最低でも48単位がプレーするためには必要ってことだね。

ここからどうやって編入したの?

私は同じ州の大学で、
私のプレーを何度も見にきて
声をかけてくれていた大学に編入しました。

方法はよくわかりませんが、
編入した年はプレーができました。
取った単位は27単位。

しかし、依然私の単位は3年生で27+9=36単位。
次、4年生としてプレーするための72単位はありません。

そこで”Redshirt” という方法を使わざるを得ない。

実際にRed Shirtsを使いました。

アメリカの大学でスポーツをしながら卒業する流れ

ここでは理想から現実まで
大きなイメージを持ってください。

理想のアメリカスポーツ留学の流れ

Daruma-san
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この理想はエージェントに言われたこと。
このエージェントには
たくさんの嘘をつかれました。
それについての記事はこちらから。

5月に2年生大学に渡米。
5月から8月までESLで英語勉強。
8月から12月まで1学期目。
1月から5月まで2学期。
これを2年間して、2年生大学卒業。
それらの単位を使って4年生大学に編入。
そして4年生大学を卒業。

現実のアメリカスポーツ留学の流れ

Daruma-san
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これは現実のアメリカ留学の全体像。
私の経験からなので是非ご参考に。

5月に渡米。2年生大学に入学。
5月から2年間英語の勉強。
→大学に入学しているけど単位はない。
2年生大学と同じ州なら編入できると知り
4年生大学に編入。

Daruma-san
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4年生大学に編入する際に
スポーツができる期間は2年間だけ。
2年生大学で2年間スポーツをしたから。

4年生大学編入し初年度、スポーツをしながら単位を取る。
4年生大学編入してから2年目、スポーツはせず、いやできずにレッドシャツ。単位をめちゃめちゃ取る。
4年生大学編入してから3年目、スポーツをしながら卒業。

私は4年生大学に編入してから3年で卒業しました。
2年目はめちゃめちゃ勉強をしたおかげで3年で卒業できました。

アメリカの大学で難しかったクラスの紹介

本当に苦労したクラスだけを紹介。

MajorがBusinessの人で困っていたら連絡くれれば助けますよ。
インスタで連絡くださいね。

Daruma-san
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私が取ったクラスでやばかったクラス3選。
・Business Law
・キリスト教関係のクラス。
・Accounting

Business Lawが難しい。

アメリカの歴史と関わりがあったり、
とにかく覚えることが多い。

Law = 法律なので、
このケースの時、どっちが悪いですか?みたいな感じ。

特許=patentの話などはここでよく取扱ます。

日本語でも何を言っているのか
わからない内容を英語でするのは疲れます。

キリスト教関係のクラス。

4年生大学がキリスト教だったので
キリスト教のクラスを取らないといけませんでした。

これがめちゃめちゃ難しい!

アメリカで4年目になって初めて、
クラスの1時間で1つも理解できなかった。

単語が普段使わない単語なので
留学当初を思い出す感じでした。

Business Accounting

計算のクラス。

理系の私でも難しいですね。
今でも、お金の計算などで役立ちますが

何が資産で、何が負債なのか。。
みたいなクラスですね。

このクラスは英語の問題もあって、
数学の問題もあるので
最初の方は取らない方がいいですよ。

アメリカの大学を卒業するために必要なこと【3選】

1、できないクラスはtutorと友達
2、成績を守るためにwithdrawをする→ 注意点も。
3、クラスの取り方 → 難しいクラスの時は他のクラスを簡単なやつに。

1:難しいクラス、教授が厳しい時は『人に頼る』

どの学校にも、Tutorがいます。
クラス外でサポートしてくれる人です。

提出物1つとっても、
成績に大きく関わるものがあるので
捨てることは絶対に避けて!

成績表が一度でも悪くなると
取り返すことができません。

友達に助けを求めるのも大事!

英語の論文などは
友達に読んでもらうのがいい。

色々な人に読んでもらって直す。
それを2回ぐらい繰り返すといいよ〜!

めんどくさいので
ポイントが高い、
絶対に落とせない提出物、
論文はしましょう。

Daruma-san
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Grammaryは必須website.
書いた英文を入れると
AIが文法や書き間違いを教えてくれます。

学校のイーメルを入れると
無料で使える範囲が広がるので使いましょう。

2:成績を守るためにwithdrawをする

GPAを高く保つためにある救済処置、
Withdrawを知っておきましょう。

GPAは一度でも
悪い成績を取ると
ずっと足を引っ張ってきます。

なのでCとか、Bになりそう〜って時は
あえてwithdrawにする方法があります。

途中まで取っていたクラスを落とします。

withdrawになるときは
ある程度クラスが進んでいる時です。

なので、最初の2週間などで
このクラスはやばい!と思ったら
withdrawにならずにクラスを変えたり
クラスを落としたりもできます。

Daruma-san
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私もwithdrawをしました。

Cになりそうで、
ここでCを取るとGPAが
3.8から3.2ぐらいまで
下がると思いました。

そこでそのクラスを捨てて
他でしっかりAを取るようにしました。

withdrawをするときに、「withdraw後の単位数」をしっかりと確認しましょう。12単位を下回ることができないので15単位ぐらい取っておいて1クラスは落とせる準備をしておきましょう!

3:難しいクラス、時間がかかるクラスは取る時を考える。

論文を書くクラスや、
覚えることが多いクラスなどは
とにかく時間がかかる。

そいうクラスは簡単、
時間がかからないクラスと
一緒に取りましょう。

Economicや、Managementなどは
論文やテストがあっても、
自分で調べて論文を書いたりするので
難しいクラスではない。

クラスを取る時に
アドバイザーと話す機会があると思います。

アドバイザーはしっかりと使ってください。

そのアドバイザーにどのクラスが
比較的に問題が少ないかを聞いて、
卒業までの道筋をしっかり立てましょう。

アメリカの大学卒業後の進路について

私は2年生大学から4年生大学、
大学院へと自分で交渉して行ったのですが
その時に見られるのが
GPAとクラス単位。

大学院へは3.5以上のGPAがあること。
ただし、クラスは3年生レベル以上の
Business関係のクラスのみ。
ちなみに、いい成績だと奨学金も出ました。

私の場合はBusinessのクラスは
成績全部Aだったので
奨学金もしっかりもらいました。

Daruma-san
Daruma-san

スポーツもしながら大学院に行ったので
学費はゼロで大学院に行きました。

とにかく交渉です。
私の場合は奨学金で何度も揉めました。
4大の時には奨学金をあげてもらいました。
スポーツでいい成績を取ったら
思い切って交渉しましょう。

これから留学に行く、行きたい方、その保護者の方に届け!!

これから留学に行く、行きたい方、その保護者の方に届け!!

アメリカでの成績表はずっとついてきます。一生物です。外国の方はお金を貯めてからもう一度大学で勉強する人もいます。その時でも成績表は過去で取ったクラスに加算するしか方法はありません。

大学は卒業することが目標ではなく、『時間とお金を知識に変える』場所です。
それでも成績表を見て次のステップに上がることもあります。なので中身にまでこだわって留学生活を勇往邁進してください。

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